私どもの旧「法政大学現代法研究所国連グローバル・コンパクト研究センター」は、3月31日をもって法政大学から離れて独立系の研究機関となり、名称も手短に「グローバル・コンパクト研究センター」に改めました。これに伴い代表も、江橋崇より菅原絵美に交代いたしましたこととともにご報告させていただきます。
私どもの研究センターは2007年12月に発足しました。当時は、国連グローバル・コンパクトへの理解、関心もまだ薄く、不思議な研究機関として迎えられたように記憶しておりますが、その後、2008年のリーマン・ショックから世界の経済は激変して企業の社会的責任も厳しく問われるようになり、私どものCSRへの思いも多少はご理解いただけるようになったかと思っております。また、私どもは東アジア社会におけるCSRの推進を願って日本、韓国、中国の研究者による共同研究も推進してまいりました。三国の関係者間での友誼の確立と研究の進展も嬉しく思い起こされるところです。
この5年余りの期間、私どもの研究活動にご協力いただけた国内、国外の多くの研究者、友人の方々に深く感謝するとともに、格別の支援を頂いた法政大学、同現代法研究所にも謝意を述べさせていただきます。今後、私どもは従来の活動を引き継いで、日本国内、東アジア、地球社会の三層でのCSR、国連グローバル・コンパクトの進展、発展を願って研究、調査活動を進めていく所存です。皆様のこれまで以上のご指導、ご協力を切望致します。万端よろしくお願いいたします。
簡単ではございますが、以上、研究センターの衣替えのご報告とさせていただきます。
2013年4月
前代表 江橋 崇
代表 菅原絵美
|